Paul Nicholson ポール ニコルソン/英国 |
アートインレジデンスでStudio Kuraに滞在中の2DアニメーターPaul Nicholson(ポール ニコルソン/英国)にインタビューしてきました。
ー 日常生活では日本でも放映されている「おかしなガムボール」「スクービードゥ」などアニメションプロジェクトメンバーであるポールさん。
まず、日本のアニメやマンガコンテンポラリーアートが大好きなんだ。
ー 日本のアニメを知るきっかけは何だったのですか。
ゲームだね。小さい頃テレビゲームをやっていたんだ。”ツインビー”とか。
ーなぜ レジデンスは都会ではなく糸島の二丈にあるstudio kuraを選んだのでしょうか。
僕はイギリスのロンドン都市部に住んでいて、田舎にとても憧れがあるんだ。
海も山も近いし、とても最高だよ!
ー 日本食も好きなんですね?!
うん!お刺身も納豆も好き。
ー “おから”を調理するってなかなか珍しいです!
そうかもね。
ー 話は変わって、今回の展示はどんな風になりそうですか?
僕は仕事ではアニメーションをつくっているけど、今回の展示では普段やっていることで興味がある部分をもっと掘り下げた作品を展示しようと思っている。 具体的には”キャラクター”のドローイング展示になる予定だよ。
ー ポールさんが手がけた「おかしなガムボール」の登場人物にうさぎのキャラクターがいますが、日本 でうさぎの絵を描くと、だいたい耳は細く、長く描かれるのですがポールさんのキャラクターは耳が平べったいですね。
例えばうさぎの キャラクターを考える時はうさぎだけじゃなく「たぬき」や「きつね」など、いろいろなモチーフを混ぜて考えだすんだよ。そして、後は「バランス」。バランスをちゃんととることが魅力的なキャラクターを作る「重要事項」なんだよ。
- YouTube YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。 ー「バランス」をとる上で秘訣などはありますか?
料理のレシピと同じで秘密だよ笑。キャラクター作りにおける重要事項は僕の場合”バランス”だけど、この「重要事項」は人によって違う。今回ワークショップも行う予定なんだけど、いろいろな人の「重要事項」をみることで、刺激を受けれたらいいなあ。 後日、他のスタッフとの談話の中から、一番好きなアニメプロジェクトはスタジオジブリ。一番好きなアニメは「ルパン三世 カリオストロの城」ということが判明。7月のジブリ新作公開を日本で見れないのが悔しいと嘆いていたそう。 ***
突然のインタビューにもかかわらず、笑顔でインタビューに応えてくださったpaulさん、ありがとうございました!日本のアニメやアート、そして日本食が大好きなpaulさんのワークショップと展示がどんなふうになるかとても楽しみです! 聞き手:とよだ、牧園(写真/編集) |
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英国で活躍する2Dアニメーター。 大学で現代美術を学ぶ。その後、進路に悩み、レストランの厨房、スイーツショップでの販売、ジャズミュージシャンとしてのステージ出演等々さまざまな仕事を経験した上、現職へ。
▶ キャラクター・デザイン・ワークショップ アニメ向けのキャラクターデザインの理論的な話から、実際にキャラクターをデザインする所まで。 講師: Paul Nicholson 場所: Studio Kura 日時:2013年4月27日14時~16時 参加費: 1,500円 持ち物: 特にありません。 電話: 092-325-1773 (松崎) メール: info@studiokura.com お申し込みは→studio kuraのHPからどうぞ 場所: Studio Kura 日時: 2013年4月27日 17時〜
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