ブログ

  • 作品紹介「Beyond the Distance」(渭東 節江)

    目の前にある「糸島国際芸術祭2020 糸島芸農」のフライヤー。予定通り開催されていたら、今回のテーマを表すユニークな「身体尺度」の題字イラストは、人々の目を引いていたことでしょう。しかし、今、本来の役割を果たす事はできません。

    コロナ禍で制約の多い生活は、穏やかでありつつ閉塞感がありました。そんな中、自分の身体に突破口が備わっていることに気付きました。それは、自分の指先です。もちろん、指を振って魔法をかけてコロナを退散、というのではありません。指先を動かしモノをつくりあげることで、気持ちが開放されるような気がしたのです。

    使われなくなったフライヤーの「身体尺度」の題字イラストを、紙の上から解放してみるのはどうでしょうか。何かいいことが起こるに違いありません。

    謝辞
    当作品を制作するにあたり、フライヤーをデザインしてくださった遊覧船グラフィックの西田優子さんにご協力いただきました。ここに感謝いたします。

  • 麦畑を走るバーチャルライドへ!

    黄金色の麦が一面に揺らめく、美しい季節がやって参りました。本来ならば、間もなく糸島芸農が始まる予定でしたが・・・新型コロナウイルスの感染防止の為、今年の開催は延期となりました。

    しかし、しばしこちらで現在の糸島の様子をお楽しみ下さい。実行委員のほりかみさんと自転車で回っている気分になれます。糸島芸農会場付近だけに留まらず、ぐる〜りと糸島を回って撮影された写真が紹介されています。

    来年は実際の麦畑を堪能しにいらしてくださいね!(あ、実際はこの距離を一緒に回ろうと思ったら、かなりの自転車乗りでないでないと無理ですよ!)

    https://www.relive.cc/view/vxOQAEyPX2O

  • プロジェクト紹介「麦庵 BAKU-AN」

    プロジェクト紹介「麦庵 BAKU-AN」

    麦庵 BAKU-AN(2020)
    糸島市二丈松末地区に広がる麦畑。糸島国際芸術祭「糸島芸農」のシンボルともなっている風景である。毎年4月から5月にかけて麦が風に靡く光景は本当に美しく、わずか1か月の間に緑から黄金へと景色が移り変わる。
    その広大な麦畑の真ん中を少しだけ刈り取り、畳を敷いて茶室としたらどんなにすばらしい空間ができるだろうと考えたのが今回のプロジェクトである。
    茶の湯空間の入り口である腰掛待合を土手に置き、麦畑の畝をそのまま利用した露地を通って茶室へ進む。大人の胸の高さあたりまである麦の露地である。腰掛に座って畑を眺めても、麦畑の中にある茶室はどこにあるのか見えない。露地を進み、麦畑の真ん中あたりまで来たところでようやく二畳の空間が現れる。畳に座ると、今までとは違った景色が広がる。麦が壁となり、あれだけ吹いていた風が止んでいる。天井は青空、そして麦の穂と二丈岳、脊振の山々が借景として見え、雲雀の声と風の音、時々電車が通る音以外は何も聞こえない。
    自然の姿をあまりいじらず、少し手を入れるだけで自然と調和できる空間。
    青々とした麦も、1か月もすれば刈り取られてしまう。1年のうち、この時だけしかできない空間である。
    動画へのリンク https://www.facebook.com/kazuki.arita.50/videos/2993417554082434/
  • 参加アーティスト紹介(九州産業大学諫見研究室)

    参加アーティスト紹介(九州産業大学諫見研究室)

    糸島国際芸術祭2021参加予定アーティストの紹介を、ぽつぽつとして参ります。
    まずは、「竹取物語」を出展予定の九州産業大学諫見研究室からメッセージの紹介です!
     
     
    フォリー「竹取物語」を出展予定の九州産業大学諫見研究室 http://isami.biz/ です。
    糸島国際芸術祭には、本学の正規科目「地域貢献学実習」の課題として参加します。アートコミュニケーションとまちづくり・まちおこしを、作品の製作と出展を通して実践的に学びます。
    さて先月、九州某所にある諫見の実家の竹林で、作品の材料となる竹を切り出しました。コロナウイルス感染防止のための移動自粛で、実はこの作業には学生の同伴を控えざるを得ませんでした。代わりに諫見の86歳の父と80歳の母と、弟夫婦と姪と甥が手伝ってくれました。
    残念ながら糸島国際芸術祭は延期になってしまいました。本学も現在、学生の登校と活動を禁じていますが、事態が収束しだい、学生とともに作品製作に着手します。
    また進捗状況をご報告できるよう、できた時間を使ってよりより作品製作に努めます。(九州産業大学 諫見泰彦)
  • 「糸島国際芸術祭―糸島芸農2020―」開催延期のお知らせ

    「糸島国際芸術祭―糸島芸農2020―」は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、開催を延期することといたしました。楽しみにしていて下さった方、来場を予定して下さっていた方には残念なお知らせとなり、申し訳ありません。みなさまの安全と感染防止が重要との判断から決定いたしました。
    延期後の開催日程については、現在未定ですが、1年程度の猶予を検討しております。状況を注視し、慎重に判断しながら準備を再開していく予定です。

    『「糸島国際芸術祭―糸島芸農2021―」開催のお知らせ』として、みなさまに発表が出来る日まで、変わらぬ努力を続けて参ります。

    今年度のテーマを「身体尺度(ヒューマンスケール)」と決めた当初、まさか、これほどまでに、このテーマについて考える日々が訪れようとは思いも寄りませんでした。今では毎日全世界の人々が、物理的にも、また、これからの生き方に想いを巡らせる上でも「身体尺度(ヒューマンスケール)」に向き合わざるをえない状況となっています。今後も、日々めまぐるしく変化が続いていくなかで、私たちは引き続き「身体尺度(ヒューマンスケール)」について、真剣に思考し続けていく決意です。
    芸術祭というかたちをとらずとも、スタッフブログの定期的な更新やインターネット上で閲覧出来るイベント、アーティストやアート作品の紹介など、何かしらの行動が出来るのではないかと思案しておりますので、変わらぬ関心をお寄せいただけますようお願いいたします。

    糸島芸農実行委員会一同

  • 参加アーティスト、始動!

    参加アーティスト、始動!

    糸島国際芸術祭2020―糸島芸農―参加アーティストたちが、続々と下見で松末地区や稲荷山を訪ねています。まずはみんなぶらぶらと周辺を散策するところから。そして、自分の作品へのイメージ構想を練り始めている様子・・・。海外に居て、事前下見が叶わない人にはリクエストに応じて実行委員が場所の写真を撮ったり、ヒアリングを行ったりしています。

    先日は、初参加となる車椅子ユニット「ウィールズ(里村歩・廣田渓)」のおふたりが介助者さんたちと共に下見に訪れました。場所とパフォーマンスのアイデア出しに加えて、車椅子での動作確認も入念に。この「よいしょ!」という感じの写真は、アユキチ君が米蔵から出てきているところ(そして、それを見守るケイ君)です。「ウィールズ」のふたりは、自身の障がいを武器に、俳優・パフォーマーとして活動しています。「身体的にバラエティあふれるひとたちの演劇公演 BUNNA」等に出演し、実績を積み重ねているところです。

    糸島芸農では、“筋肉に力が入りすぎる言語障がいのあるアユキチと、筋肉に力が入らない筋ジストロフィーのケイの対照的なコンビが、テーマ「身体尺度」に体当たりします”とのこと。どんな作品になるでしょうか。個性溢れるふたりの競演、とても楽しみです。

    ふたりが出演した演劇公演についての報告記事がこちらから読めます。

    http://www.nicochan.jp/2020/02/11/glass-hokoku/

  • 糸島芸農サポートスタッフ「いっきさん」を募集しています。

    糸島芸農サポートスタッフ「いっきさん」を募集しています。

    糸島国際芸術祭2020糸島芸農の様々な運営業務をお手伝いいただけるボランティアサポーター「いっきさん」を募集します!あなたも糸島芸農の「いっきさん」として芸術祭を盛り上げていきませんか!?

    主な活動内容は

    ・会場受付・誘導
    ・展示作品の監視
    ・展示作品及び会場ガイドです。

    お手伝いしてくださる方には、糸島芸農観覧チケットをお渡ししています。

    皆様と一緒に芸術祭を盛り上げていけるのを楽しみにしています!
    下記のフォームよりお申込み下さいませ。

     

  • ポスター、フライヤーが完成しました

    ポスター、フライヤーが完成しました

     

    鮮やかに目をひく色彩でポスターとフライヤーが完成しました。これから糸島を中心に、全国へお届けします。2020年のテーマ「身体尺度(ヒューマンスケール)」を体現してくれている可愛らしい“身体尺度ちゃん”達にもご注目ください。

    全体のデザインは遊覧船グラフィックさんです。とても素敵なデザインをありがとうございます!

    >>遊覧船グラフィック
    http://yuransen.net/main/

  • 藤浩志/Hiroshi Fuji

    藤浩志/Hiroshi Fuji


    藤浩志/Hiroshi Fuji
    |美術家、秋田公立美術大学教授
    1960年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学在学中演劇活動に没頭した後、地域社会をフィールドとした表現活動を志向し、京都情報社設立。同大学院修了後パプアニューギニア国立芸術学校勤務。都市計画事務所勤務を経て92年、藤浩志企画制作室を設立。国際展や全国各地のアートプロジェクトの現場での実践多数。97年より拠点を糸島に移し養鶏場跡地にスタジオFarmを設置。筑前深江海水浴場の海の家に「うみかえるスタジオ」醸成中。NPO法人プラスアーツ副理事長。十和田市現代美術館館長を経て現職

    展示会場
    うみかえる

  • 糸島美術の源流を辿る

    糸島美術の源流を辿る

    糸島市の広報誌が2月号で糸島美術の源流を辿ると題して、糸島出身の日本画の巨匠「松永冠山(まつながかんざん)」を特集しています。たいへん読み応えのある素晴らしい記事ですので、みなさまにご紹介いたします。ぜひご覧になってみて下さい(冠山は一時、目が見えなくなった時期があったが、妻の百度参りの満願達成の日に再び目が見えることになった。という話を新たに知りました。えー!とたまげました。誰かと支え合って生きることの素晴らしさを感じさせてくれます)。

    また、2011年に所有者の方に松永冠山の作品をお借りして、Studio Kuraで「つかのまの博物館「旧唐津街道と松末の松並木展」」を開催した時の様子を記録した記事も紹介します。旧唐津街道沿いにあった松末の松並木に関する記憶を記録し展示するというもので、松末地区のおばあちゃんたちから聞き取り調査をしたり、冠山が描いた同じ場所で絵を描くワークショップも開催しました。美術で時を繋ぐような試み、またやってみたいです。

    *唐津街道歴史研究所がまとめたブログ
    つかの間の博物館

    *PDFで読むことが出来ます。
    糸島市広報誌

    *実際に、松永冠山の日本画が鑑賞出来ます。
    松永冠山展@伊都郷土美術館
    2020年2月4日〜3月8日 入場無料
    詳しくはこちらをご覧ください