とまり大学

2024年から活動を開始した「とまり大学」のみなさんです!

地域に根ざしながら未来をひらく、あたらしい学びと交流のかたちを示しています。アーティストや研究者、地域の方々など、多彩なメンバーが力を合わせ、泊という地の新たなつながりをアートで紡いでいます。

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とまり大学/Tomari Daogaku

糸島市泊地区は、古くから歴史のある地区である一方で、大学移転、国際村構想や特別支援学校の開校、住宅エリアの整備などが進められ、さまざまな人たちが生活や学びの場をともにする多様性に富むエリアとなりつつあります。

九州大学の糸島インクルーシブ・アートヴィレッジ・プロジェクトが中心となり、この泊地区において「とまり大学」という取り組みを行っています。

「とまり大学」は、アートを媒介にしながら、地域の方々や、子どもたち、この地に訪れるアーティストや教員や大学生といった様々な人たちが「先生」となり、みんなで楽しみながら考え作る学校です。

2025年2月には、美術家の南条嘉毅氏のディレクションのもと、2024年度に開校した福岡県立糸島特別支援学校の子どもたちの表現を出発点にし、デザイナー(大本航氏)によるのぼり旗の形への編集をへて、学校と公民館をつなぐ道に「ゆいの旗」という作品を展開しました。旗が土地の記憶やこれからの交流に結びつく形となり、新しくできる街並みに想いをはせるイメージへと繋がることを企図しました。

糸島芸農2025では、「とまり大学(南条嘉毅 × 福岡県立糸島特別支援学校)」として、「ゆいの旗」を松末区から深江区へと続く一貴山川のほとりに展示します。

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