アートの草むしりのコンセプト
古来、稲を植え、豊作を神に感謝する行為から 「芸」が生まれました。芸能は神事であり、海を渡って農耕が伝来した九州北部は、芸の始まりの地ともいえます。糸島は、稲作伝来のルート、末盧国(現・唐津)→伊都国(現・糸島)→奴国(現・福岡)とつづく稲の道の本土における第二の国でした。この地で地域の歴史と資源を発掘するワークショップを行います。近年、食の安全・食糧自給・TPPなど農業問題が話題です。私たちは経済で農業を語るのではなく、農業を日常の営みととらえ、私たち自身の未来を耕します。
【米のパッケージをデザインしよう!!】
糸島芸農の田んぼでは、秋にお米を収穫して販売を計画中です。稲は古来、地域から地域に伝わり人びとをつないできました。これから新しい人のつながりを生む、糸島芸農米のパッケージをみんなでデザインしましょう。
6月17日(日)10時30分よりデザイナー先崎哲進、タイ人デザイナー、サラン・ユコンディによるディスカッション。13時からはお米のパッケージデザインのワークショップ(大人、学生対象)を開催します。
【関連企画】6月17日19時よりサラン・ユコンディの展覧会オープニングパーティー@Studio Kura(展示は23日まで)
【草刈りしたクサで草木染め体験!!】
田植えと共に始まった糸島芸農の田んぼがすくすくと育っています。みんなで愛情こめて草むしりしましょう。田んぼ周辺を草刈りした後は、その草を使って草木染めワークショップを行います。大地の色を使って一体何を染めるのでしょうか。
7月7日(土)アートの草むしり(田んぼ草刈後、草木染めワークショップ)を14時から行います。
【農業のこれからの話をしよう!!】
近年、糸島でも若い就農者や貸し農園が増え、農業が最注目されています。では農業の実態はどうなのか、生産の現場から人間関係まで、糸島の農家さんにリアルな農業を話してもらいます。その後、農家とモノ作りの方との交流会も行います。
7月14日(土)19時より芸農会議「農家のリアル話」「農家と作家の集い」をStudio Kuraで行います。